「本やセミナーで学んだことをその通りにやってみたのにうまくいかなかった・・・。」
そんな経験はありませんか?
よく、成功の近道は、メンターに教わることだと言う人がいます。
しかし、メンターに教わったことを実践してもうまくいかなかった、という経験を持つ人も多いようです。
なぜでしょう?
「私は、全てメンターに教えてもらった通りに実行したのに、うまくいかなかった。」
このように言う人のほとんどは、成功出来ないのは自分ではなく、メンターのせいだと心のどこかで思っているようです。
つまり、自分の人生ばうまくいかないのは他人の責任だと思っているのです。
他人の価値観で生きていませんか?
私たちは、生まれた時は無力です。まわりの人の支えがなければ生きていくことはできません。
「人」という字は支えあうという意味があると教えられたと思います。そのためか、多くの人が他人の価値観に影響されながら成長していきます。
生まれた時は、自分では何もできないので親の価値観に従ってしか生きることはできません。
学校に通い始めると、先生の言うことに従わなければならないと教育されます。
良い就職先に就くためには、大学まで行く必要がある、30歳くらいまでには結婚してマイホームを持つ、などなど、他人の価値観が一般常識であるかのように生きている人が多くいます。
なぜでしょう?
ひと言でいうと、
「不安」
だからではないでしょうか?
私たち人間には、痛みを避けて快楽を求めるという本能が備わっています。人と違うことをすることにすごく不安を感じるのです。つまり、人と違うことをするというのは痛みにつながるのです。
逆に、人と同じようにしていれば、大きな失敗をすることはないだろうという安心感があるのです。安心感=快楽なのです。特に群集心理の強い日本人は、この傾向が強いようです。
しかし、本当にこれで目標を達成して、成功をつかみ取ることができるでしょうか?
あなたは本当に、他人の価値観で生きることに心から幸せを感じることができるでしょうか?
成功したいなら他人の価値観で生きるな!
あなた自身が幸せになるためには、目的を達成するためには、他人と違ったチャレンジをすることも時には必要なはずです。
しかし、人と違ったチャレンジをして失敗したらどうしよう、と不安になって一歩を踏み出すことができない、という人が多くいます。
よく考えてみてください。
仮に失敗したとしても、この豊かな日本に生きる私たちが飢え死にするなんてことがあると思いますか?
最悪でも、生活保護を受ければ最低限の生活を維持することは可能なはずです。
失敗しても、「ふりだし」に戻るだけです。
マネーの虎で有名な高橋がなりさんの言葉に、
「うだうだ言ってないで挑戦しようよ。そして失敗しようよ。
君らが守ろうとしている得体の知れないものは、未来の可能性を放棄してまで守る価値のあるものなのか、もう一度よく考えてごらん。
どんな失敗をしても仕事を選ばずにまじめに働けば、雨露をしのげる部屋と腹いっぱいの飯は食べられるよ。
そして精神的貧乏にならなければ、またチャンスは与えられる。
ただし、負けっぷりは大切だよ。見逃し三振や負けた後の言い訳は禁物だからね。」
というのがあります。
不安にまみれて生きていくより、自分の気持ちに従って、「情熱」を持って生きるほうがよ程人生が充実すると思いませんか?
後悔のない自分の人生を生きるためには、他人の価値観で生きるのではなく、自分の情熱に従って生きるしかないのです。
そして、これが成功の秘訣なのです。
今まで、多くの成功者を見てきた経験から言えることは、
他人の役に立つことをしながら自分の情熱に従って生きている人はみんな魅力的で成功している人ばかりだったということです。
ご飯を食べることができなくなった人を見たことがありません。
情熱をもって自分のやりたいことに一生懸命チャレンジし、出来ることはすべてやってみましょう。
あきらめなければ絶対にうまくいく
と信じて。
うまくいかなかったとしても、他人のせいにするのではなく、自分で責任を引き受けることが大切です。
自分で責任を引き受けよう!
うまくいかなかったことを自分の責任としてとらえることで、
- もっと学ばなければならない
- もっと練習しなければ
- もッと工夫出来ることは無いだろうか
- このやり方は間違っている、他の方法を探そう
というような謙虚な気持ちが生まれて、再チャレンジすることができるのです。
もう、他人の価値観で生きるのは止めませんか?
今すぐにあなた自身の人生をスタートしましょう。
引き延ばせば引き延ばすほど、また他人の価値観に影響を受けるようになってしまいますよ。
これを読んだ今がチャンスです。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあるでしょう。全部ひっくるめてあなたの人生です。
失敗してもいいじゃないですか?カッコ悪いとか気にする必要ないですよ。
他人の価値観で生きるほうがよほどカッコ悪いと思いませんか?
チャレンジして、自分の人生を生きている人の方がカッコいいと思いませんか?
もし、両親や奥さんなど、あなたのまわりの人が反対したとしても、
「心配してくれてありがとう。でも、自分の人生、悔いのないように生きたいんだ!」
と言えば良いのです。
あなたが情熱を持って伝えれば、本当にあなたのことを大切に思っている人なら理解してくれるはずです。
そして、情熱をもって自分の人生にチャレンジし、やりきるのです。
もし、自分に自身が持てなくなったら、自身が持てるようになるまで小さなことからやり続ければよいのです。
過去のしがらみや人間関係など自信を無くす原因をすべて捨て去ってしまえば良いのです。
自信を持つことができるかどうかはあなた次第なのです。他人に自信を奪われる必要はないのです。
だから、他人の価値観を気にせずに一心にあなたの人生にチャレンジすればよいのです。
過去がどうであったかなんて関係ありません。今、この瞬間を精一杯生きれば良いのです。
あなたなら必ずできます。
自分を信じて自分の人生を生きていきましょう。
最後に、高橋がなりさんの言葉をもう一度どうぞ。
「うだうだ言ってないで挑戦しようよ。そして失敗しようよ。
君らが守ろうとしている得体の知れないものは、未来の可能性を放棄してまで守る価値のあるものなのか、もう一度よく考えてごらん。
どんな失敗をしても仕事を選ばずにまじめに働けば、雨露をしのげる部屋と腹いっぱいの飯は食べられるよ。
そして精神的貧乏にならなければ、またチャンスは与えられる。
ただし、負けっぷりは大切だよ。見逃し三振や負けた後の言い訳は禁物だからね。」